トルネード

毛利のメモ書き

Outlook ローカルデータ ( ost ) 各 PATH と Chrome ベース の 新しい Outlook ( olk.exe )

Outlook PATH

Microsoft  Outlook (OUTLOOK.EXE) 私の Windows 環境では 下記の PATHに入っています。

C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE

バージョンは 16.0 ですが 15.20Ex というのも見た記憶があります。

 

ローカル データ Exchange

Outlook は 、 Exchangeなどのメールサーバーと同期して ローカルにメールデータなどをコピーしています。そのPATHは下記です

C:\Users\ログイン名\AppData\Local\Microsoft\Outlook

この PATH 内に *.ost という拡張子名で保存されています。 ostと pstがあるようですが、私の環境では pstは見たことがありません。 pstは少しデータ形式が古いようです。

(AppData は、 隠しフォルダです)

ローカルデータは、 コントロールパネル内[Mail (Microsoft Outlook)]を開くと保存場所やプロファイルがあります。

コントロールパネル Mail Microsoft Outlook データファイル

 

新しい Outlook は JS 

Outlook の 右上に 「新しい Outlook を試す」という スイッチが あります。

新しい Outlook を試す

このスイッチを オン にすると 下記のメッセージが表示されます

新しいOutlook のプレビューを使用して現在のバージョンを閉じるには、[切り替え]を選択します。現在、Outlook データファイル(.pst)はプレビューでは使用できません。いつでも元に戻すことができます。

新しいOutlook のプレビューを使用して現在のバージョンを閉じるには、[切り替え]を選択します。現在、Outlook データファイル(.pst)はプレビューでは使用できません。いつでも元に戻すことができます。

切り替え後は、 Outlook の 見た目が大きく 変わります

( Copilot  が 使えるようになったらしいが 確認できなかった。)

 

新しい Outlook EXE名 も 変わった 

新しい Outlook に切り替え後 Exe名 は 「 olk.exe 」に変わり PATHも変わります

C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.OutlookForWindows_1.2024.103.100_xxxx\olk.exe

私の環境では 上記 PATH でした。

この 新 Outlook どうやら JS のようでした。

Microsoft Teams や Skype ・ VSCode は JS(Electron)でできていることで有名ですが Outlook まで JS に染まるとは 残念です。

Outlook の メイン クラス名が 「BrowserRootView 」や 「 Chrome_WidgetWin_1 」になっていて Framework が Chrome になっていました。

 

ブラウザ 版 の ソースを再利用(共通)するために 新 OutlookChrome ベースになったと思うのですが ostデータは 今後更新されなくなりそうで あまり好ましくないです。

「 Microsoft.Office.Interop.Outlook 」とか 使えなくなるのか ?

道頓堀 御堂筋

 

宗右衛門町 2012年